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ミクシィからもうひとつ『ハルヒ腐女子物語』
(BY heRoM)
俺とニヤケ面イケメンは向かい合い、当たり前のように俺のルークは古泉のキングを追い詰める。
舞い降りる先を間違えた天使はメイドの衣装を身に纏い、妙に忙しそうにぱたぱたと走り回る。
そして部屋の隅っこには読書メカと化した唯一の文芸部員…。
いつもと同じ、文芸部室。いつものように、時間が流れていく。
「皆!!大ニュースよっ!!!」
ノックも無しに、心地よい静寂をぶち破る野蛮人。団長殿のおでましだ。
「お前の言うニュースが俺達にとって朗報だったためしがないがな」
ビショップを的確にキングの逃げ道を無くす方向へ導きながら、俺は顔も上げずに言った。
「毎度毎度うるさいわねあんたは。いいかしら?この部屋って今でこそあたし達が使ってるけど、元々は文芸部の部室を借りてるんだってこと、忘れてない?」
忘れるものか。ついこの間その件で生徒会長と一騒動あったところじゃないか。それに元々じゃない、今でもここは文芸部の部室だぞ。
「無駄口が多いわ、3点。だからたまには自主的に文芸部的な活動をして、有希に楽させてやりたいのよ!」
こじつけにしか聴こえないのは、やはり俺の心が荒んでいるからなのだろうか。
「それで、これよ!!見て!」
そう言って団長殿はコートのポケットから一枚のチラシを引っ張り出した。俺の目が確かならば、そこには大きな見出しで『求む!やおいの猛者 最強BL小説決定戦!!』と書いてあった。
そしてチラシの下半分を使い、トゲトゲな吹き出しをバックにデカデカと書かれているのは『最優秀作品には賞金100万円+副賞』の文字。こいつの思考パターンの単純さにはほとほと呆れさせられる。
「あのぅー…BLってなんですかぁ?」
団長殿のお茶をのっけたお盆を持ってぽかんとした表情を浮かべたメイド天使が俺に訊いてくる。知らなくて良いですよ。特に、あなたは。
「これだって立派な文学よ!ね!有希!!」
団長殿が視線を向けた先にいる読書メカは、団長殿の問に対してもそのページを送る速度を寸分狂わせず指を進めていた。
団長殿は一見すると反抗的にもとれる団員の態度に気を悪くした様子もなく、俺達に向き直って言った。
「さぁ皆!!BLを書くのよ!!!!」
大声で言うなよ、この場合恥ずかしいのはお前じゃないぜ。
俺とニヤケ面イケメンは向かい合い、当たり前のように俺のルークは古泉のキングを追い詰める。
舞い降りる先を間違えた天使はメイドの衣装を身に纏い、妙に忙しそうにぱたぱたと走り回る。
そして部屋の隅っこには読書メカと化した唯一の文芸部員…。
いつもと同じ、文芸部室。いつものように、時間が流れていく。
「皆!!大ニュースよっ!!!」
ノックも無しに、心地よい静寂をぶち破る野蛮人。団長殿のおでましだ。
「お前の言うニュースが俺達にとって朗報だったためしがないがな」
ビショップを的確にキングの逃げ道を無くす方向へ導きながら、俺は顔も上げずに言った。
「毎度毎度うるさいわねあんたは。いいかしら?この部屋って今でこそあたし達が使ってるけど、元々は文芸部の部室を借りてるんだってこと、忘れてない?」
忘れるものか。ついこの間その件で生徒会長と一騒動あったところじゃないか。それに元々じゃない、今でもここは文芸部の部室だぞ。
「無駄口が多いわ、3点。だからたまには自主的に文芸部的な活動をして、有希に楽させてやりたいのよ!」
こじつけにしか聴こえないのは、やはり俺の心が荒んでいるからなのだろうか。
「それで、これよ!!見て!」
そう言って団長殿はコートのポケットから一枚のチラシを引っ張り出した。俺の目が確かならば、そこには大きな見出しで『求む!やおいの猛者 最強BL小説決定戦!!』と書いてあった。
そしてチラシの下半分を使い、トゲトゲな吹き出しをバックにデカデカと書かれているのは『最優秀作品には賞金100万円+副賞』の文字。こいつの思考パターンの単純さにはほとほと呆れさせられる。
「あのぅー…BLってなんですかぁ?」
団長殿のお茶をのっけたお盆を持ってぽかんとした表情を浮かべたメイド天使が俺に訊いてくる。知らなくて良いですよ。特に、あなたは。
「これだって立派な文学よ!ね!有希!!」
団長殿が視線を向けた先にいる読書メカは、団長殿の問に対してもそのページを送る速度を寸分狂わせず指を進めていた。
団長殿は一見すると反抗的にもとれる団員の態度に気を悪くした様子もなく、俺達に向き直って言った。
「さぁ皆!!BLを書くのよ!!!!」
大声で言うなよ、この場合恥ずかしいのはお前じゃないぜ。
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